2010年6月アーカイブ

治療方法の大まかな分類には、「切る」「焼く」「減らす」「削る」「入れる」「詰める」「吊る」「整える」などがあります。


これらを単独で、あるいは組み合わせて、患者さんの期待する結果に最も近づけるのですが、ここで絶対に必要となるのが医師の経験、技術とセンスです。


普通の器用さでも人から素直に学び、地道に経験を積んだ外科医は優れた芸術家.職人になれます。


さらに、仕上がりを正しく想定できるセンスがあれば鬼に金棒です。


外科医、特に形成外科医・美容外科医で芸術面にも才能を発揮する人が多いのも、この分野ではそうした才能や素養が重要だからでしょう。


美容外科の治療というのは、形態の劣等感に悩んでいる方、脂肪を注入して豊胸したい方、施齢現象を更新したい方が、よい方法が見つからないときに受けるものです。


ですから、美容外科治療によって幸せにならなければ何の意味もありません。


ところが、医師や治療法の選択をあやまると逆に不幸が何倍にもなって返ってくることがあるのです。


不幸の最も大きなものは、きわめてまれとは言え、生命に危険を及ぼすような合併症をこうむる場合です。


患者の側もこういったことを十分に覚悟して、高い意識で手術を受けなくてはならないのです。

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いまだに多くの医師の間においては、美容外科≠医療という認識が取り除かれていないようです。


そもそも医療というのは、病気の人から苦痛を除去し、生命を救うのが一番の目的とされます。


極論すると、それは人間の「死にたくない」という欲望を満たすことです。


であれば、「きれいになりたい」という欲望もまた、人の正当な権利です。


きれいになりたい人は、きれいでない自分自身が苦痛なのです。


苦痛を取り除き欲望を満たす・・・どこに差があるのでしょうか。


また年齢の進行に伴う変化に対する治療は、機能面でも大切な場合があります。


生命を扱うから高尚である、生命に関らないから医療ではない、と誰がいいきれるでしょうか。


ただ一方で、学問として美容外科学の確立が立ち後れていることは事実でしょう。


美容外科や美容医療の方法には、大きな三本柱があります。


ソフトな方から挙げると、メイクアップ、皮膚表面形成それから手術。


脂肪を注入して豊胸することなども、立派な美容外科手術です。


これらの手段によって変えるものは、形、サイズ、色、しわ、テクスチャー(質感など)ですが、特殊な部位として、毛、爪、歯も対象になります。

あまたあるダイエット法の中でも、だれもが1度は挑戦し、かつだれもが続けられずに失敗しているのがカロリー計算に頼るダイエット法です。


「苦しい運動を毎日やって汗をかくと、お腹が減ってもっと食べたくなってしまう。それよりも食べない食事療法のほうが簡単だ」


・・・というわけです。


しかし多くの例が示しているように、食事療法でやせても、それを続けることは至難のワザです。


病院のように徹底的に管理されているところならまだしも、日常生活で、しかも一生にわたって何十年もそんな食生活をキープしていくなど、まず不可能といっていいくらいです。


エリザベス・テイラーが自らのダイエット経験を語った『エリザベス・テイク・オフ』という本があります。


エリザベス・テイラーといえば、『クレオパトラ』、『陽のあたる場所』などで有名な世界界的映画女優ですが、彼女はなんと160cmで80kgまで太ったことがありました。


気品あふれる顔だちとすばらしいプロポーションは完全にくずれてしまい、見る影もないほどに変貌してしまいました。


しかし一念発起してダイエットに挑戦し、50歳を前にして25kgの減量に成功。


55kgのスリムな身体になったのでした。


そしてこの本の中には、こんなことが書かれているのです。


「私は、カロリー計算をやってダイエットに成功した人を知りません。


全員アウトです。しかしそれは当たり前のことなのです。


人間の心には『食べるために生きている』ともいうべき部分があるのですから、1日1食は満足した食事をとることが絶対に必要です。

そしてその楽しみの食事には夕食がよいと思います」


それくらいに、カロリー計算でやせるのは難しいのです。


「どうせ脂肪を注入して豊胸するからいいのよ」というような考えになってしまう気持ちもわかりますが、そんなことでは美しいからだを手に入れても、またすぐに元に戻ってしまうでしょう。


美しさを保つためには、何よりも自分で努力しなくてはならないのです。

腰痛のある人は、水泳(クロール)などによって、腰に負担をかけずに、背骨回り、腰回りの筋肉をしっかりつけることが大切です。


こういう人に特に有効なのが、「水中もだえ運動」です。


これは水中で足を広げて中腰で立ち、首までつかった状態で、腕を伸ばして水を左右にかき回す運動です。


両腕を伸ばし、手のひらを垂直に立てて、手のひらを向けた方向に水を押します。


「水中もだえ運動」は、想像するよりも力を使う運動なので、ダンベル体操と同じような効果があります。


初めのうちは5分もやればヘトヘトになるかもしれません。


「水中もだえ運動」は、水の中で行う運動なので浮力が働いて腰への負担が減る、というメリットもあります。


また自分なりの体力に合わせて腕を振りまわすスピードを加減できるので、障害のある人も安心してできます。


水中の運動としては水泳が一般的ですが、じつをいえば普通の人が普通に泳いでいる分には、さほどエネルギーを使う運動ではありません。


ミズスマシのようにスイスイと泳ぎ回っていても、筋肉づくりはすすみません。

水泳も、あまりそれだけに頼りすぎると、必要な筋肉を充分につくれないので、年をとってからの寝たきり対策になりません。


これから脂肪を注入して豊胸しようと考えている方も、筋肉をつけておかなければせっかく大きくした胸を存分にアピールすることができません。


大胸筋を鍛えましょう。


「泳ぎを楽しむ」ために泳ぐのならいいですが、「体をつくる」「骨のまわりの筋肉をつけて補強する」という目的なら、ダンベル体操に劣らない「水中もだえ運動」がもっとも効果的であるといえるでしょう。

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