あまたあるダイエット法の中でも、だれもが1度は挑戦し、かつだれもが続けられずに失敗しているのがカロリー計算に頼るダイエット法です。
「苦しい運動を毎日やって汗をかくと、お腹が減ってもっと食べたくなってしまう。それよりも食べない食事療法のほうが簡単だ」
・・・というわけです。
しかし多くの例が示しているように、食事療法でやせても、それを続けることは至難のワザです。
病院のように徹底的に管理されているところならまだしも、日常生活で、しかも一生にわたって何十年もそんな食生活をキープしていくなど、まず不可能といっていいくらいです。
エリザベス・テイラーが自らのダイエット経験を語った『エリザベス・テイク・オフ』という本があります。
エリザベス・テイラーといえば、『クレオパトラ』、『陽のあたる場所』などで有名な世界界的映画女優ですが、彼女はなんと160cmで80kgまで太ったことがありました。
気品あふれる顔だちとすばらしいプロポーションは完全にくずれてしまい、見る影もないほどに変貌してしまいました。
しかし一念発起してダイエットに挑戦し、50歳を前にして25kgの減量に成功。
55kgのスリムな身体になったのでした。
そしてこの本の中には、こんなことが書かれているのです。
「私は、カロリー計算をやってダイエットに成功した人を知りません。
全員アウトです。しかしそれは当たり前のことなのです。
人間の心には『食べるために生きている』ともいうべき部分があるのですから、1日1食は満足した食事をとることが絶対に必要です。
そしてその楽しみの食事には夕食がよいと思います」
それくらいに、カロリー計算でやせるのは難しいのです。
「どうせ脂肪を注入して豊胸するからいいのよ」というような考えになってしまう気持ちもわかりますが、そんなことでは美しいからだを手に入れても、またすぐに元に戻ってしまうでしょう。
美しさを保つためには、何よりも自分で努力しなくてはならないのです。
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